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経済

2020年7月8日

BINAL Asia Pacific、GeTS(シンガポール)と業務提携

 国際物流システム最大手のシンガポール法人であるBINAL Asia Pacificは、本日(7月8日)グローバル貿易プラットフォーム企業であるGlobal eTrade Servicesシンガポール(GeTS)とシステム連携に伴う業務提携をしたと発表した。
 
 BINAL社声明によると、CALISTATM Intelligent Agentは輸出入・通関の手続きで使用する(HS)コードからAI(人工知能)を搭載したデータベースによって様々な情報を提供する事が可能であり、BINAL社製品のTOSS(Trading supporting system)を共有することにより、関連する関税や自由貿易協定を表示する事が可能となる。 また各国ごとのドキュメントをリスト化する事も可能となり、自動化による運用効率が向上する。よって、顧客は通関手続きの遅延をなくし、コンプライアンス維持が可能になる。
 
  BINAL Asia Pacificの青山慎司社長は、「シンガポールに現地法人を設立したばかりだが、GeTSとホワイトレーベル契約を締結できたことを大変光栄に思う。 GeTSのさまざまなソリューションは、ユーザーのニーズに最適であり、当社のTOSSシステムと統合することで、より多くの機能を製品に導入できる。このパートナーシップにより、シンガポールと日本だけでなく、ASEAN地域、そして将来的にはグローバルに優れた製品を提供できる。」と語った。
 
 同じく、GeTSのChong Kok Keong最高経営責任者(CEO)は、「BINAL Asia Pacific と業務提携できたことはとても嬉しいことである。世界貿易はとても速いスピードで変化しており、その変化に遅れることなく、規制管理を最新の状態に保つことが重要である。この業務提供によって、それを実現するだけではなく、将来新しいことに挑戦できる。」と語った。

 

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