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2019年5月25日

本物の博多の味を新加坡へ

博多一幸舎

 世界展開を視野に九州・博多で2004年にオープン。シンガポールではタンジョンパガーとチャイムスに店舗を構える。今年6月にはチャンギ国際空港第一ターミナルにも新店舗がオープンする。
 

 

 一幸舎は「本物の博多ラーメンを世界で味わってもらう」ことをモットーに、味に妥協を許さない。手作りの豚骨スープは店内で24時間かけて丁寧にじっくりと煮込んでいる。また、スープに混ぜる秘伝の“かえし”は3種類の醤油、20種のスパイス、5種類の魚で作られているそうだ。麺にもこだわりがあり、同店の麺は平打ち細麺。これは1940年代に初めて博多ラーメンが誕生した時と同じ形状で、歯ごたえが良くなるという。
 
 さらに同店のチャーシューは、ラーメンそのものの味を邪魔しないように薄めにスライスされている。これにキクラゲ、そして細ネギをトッピングすることで、完璧なバランスを保った豚骨ラーメン(S$12.5++)が完成する。
 
 肝心のスープの味だが、豚骨の深い味わいが口いっぱいに広がりつつも胃にもたれるような重さはなく、後味は意外にあっさりしていることに驚く。もう一度スープだけ味わってみると、魚の出汁の風味も感じられ、その味の深さに感動する。豚骨スープを作る際に空気を混ぜ入れることで脂泡(しほう)が出来、濃厚かつクリーミーな味になり、口の中に脂が残らないという。
 
 チャーハン(S$10++)にはその豚骨スープを混ぜてしっとり感を出し、高温で炒めることでパラパラになるように工夫しているそうだ。材料から調理法まで細部に渡りこだわることで博多と同じ味が提供できるのだと改めて納得する。本物の博多の味を堪能しに訪れたい。
 

 

「締めの一杯に利用したい博多ラーメン」

 1854年にフランスの尼僧によって建設された修道院、チャイムスは有名な観光地。日中ならここを案内した後、さっとランチを済ませるのにお勧めだ。夜なら接待を無事終了した後、仲間内で締めの一杯に利用したい。キンキンに冷えたビールにパリッと焼きあがった餃子と一緒にラーメンをすすれば最高の1日の締めくくりになるだろう。
 

 

おすすめメニュー

博多一口餃子(S$5.0++)
パリッと焼きあがった餃子にはキャベツなどの野菜がたっぷり入って軽い食感


 

明太子豚骨ラーメン(S$14++)
明太子風味のラーメンは博多ならでは。是非試してみたい


 

特製唐揚げ(S$5++)
漬け込みタレには特製かえしが使われている。中はしっとりと味が染み込んでいて外側はカリッと揚がっている


 

博多一幸舎 Hakata Ikkousha Ramen


Singapore Tanjong Pagar Shop
Blk7 Tanjong Pagar Plaza,#01-104, Singapore 081007
Tel:6538-1880

Chijmes shop
30 Victoria Street #F1-07,Chijmes, Singapore 187996
Tel:6338-8460

営業時間
月~土 11:30 ~ 22:00(LO 21:45) 日 11:30 ~ 21:00(LO 21:45)
www.ikkousha.sg/
www.facebook.com/
hakataikkousha.singapore

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