2018年10月30日
モダン・アジアンの先端をいく ユニークな隠れ家「alittle tashi」
ジャラン・バサールの一角に静かに佇むalittle tashi は、今年オープンしたばかり。喧騒から離れたエリアで夕方から開店するユニークなモダンアジアン・レストランです。大事な人と共に、味の冒険を共有してみてはいかがでしょうか。きっと話が弾むこと請け合いです。
店名にある「TASHI」とは、チベット語で「祝福」や「歓迎」を意味し、「ルールだらけのシンガポールという国で、ユーモアを持って楽しく過ごして欲しい」というコンセプトがあることから、そのメニューや雰囲気には他店とは一線を画すユニークな遊び心があります。オーナーは中国のカルチャーと世界旅行からインスパイアされたアイデアを料理に結集させており、食材にもこだわりをみせています。シグネチャー・ディッシュのひとつである。「芽キャベツの味噌焦がし(Charred Miso Brussels Sprouts, S$12+)」は、芽キャベツに味噌を塗り、サワークリームを添えた一品。焦がした見た目とは味の印象が違い、口に入れるとキャベツの甘さが口の中に広がり、シンプルかつ感動的な美味しさ。「ビーンサラダ」は、クリスピーな豆各種、ミント、タイバジルを合わせたもので、ちょっとした意外な組み合わせが洗練された味を引き出しています。
お店の自慢の品の中には自家製ピクルスもあります。スパイシーなレッドオニオンのピクルスや、ガーリック風味のキュウリは人気です。また、パイナップルやガーリックチリを使ったソースや、味噌クリームやプリザーブド・レモンを使ったディップを様々な食材と合わせる楽しみもあります。グリルミートやシーフードもおすすめです。
また、スペインのカヴァや、ボジョレーヌーヴォーを気軽にグラスで頂くこともできますし、ボトルワインはクオリティの高い銘柄が色々と揃っています。ユニークな料理と香り豊かなワインとのマリアージュをゆっくりと楽しめるお店です。
‘シンガポールらしい食’を既に食べ尽くした人との‘冒険の一席’
1階のダイニングルーム60席、ランドリールームと呼ばれる2階の階段付きスペースに20席。暖かな照明が心地よく「ホームパーティの感覚で」というコンセプト通り、長居をしたくなる空間だ。
ワインの持ち込みは30ドルから。(事前に電話にてお問い合わせを)
おすすめメニュー
スターターとしてよく冷えた辛口白ワインと合わせたい一品。新鮮なイカとイカスミが絡み、香ばしい美味しさ。
高温のオーブンで香ばしく焼き上げるポークベリー(豚バラ)は味にボリュームがあり、食べ応え十分。ムール貝とのユニークなマリアージュが新鮮。
(注)価格はすべて税抜きです。