シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXグルメTOPAsiaX オススメのお店タンドールで焼き上げた炭火焼が美味 北インド料理の老舗店「Tandoor」

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2018年9月28日

タンドールで焼き上げた炭火焼が美味 北インド料理の老舗店「Tandoor」

タンドール

オーチャードの中心部カッページテラス北側に面するホリディ・イン シンガポール オーチャードシティセンター地下1階にある「Tandoor(タンドール)」がオープンしたのは1985年。33年もの間、伝統的な調理法で本格的な北インド料理を提供してきた。

 

 

照明が目に優しい明るさの店内は、静かで落ち着いた雰囲気なので、ビジネス利用にも適している。中央奥にあるガラス張りのオープンキッチンには銅をほどこした壷状のオーブン、“タンドール”が置かれている。店名でもあるこの釜は、北インドで使われる粘土製のオーブンで、炭や薪を窯の底で燃やして500℃近くにまで加熱し、ケバブ、ティッカ、ナンなどを調理するのに使われる。

 

北インド料理はイランやアフガニスタンなど中東の食文化の影響を強く受けているのが特徴。鶏肉、ラムやマトン、シーフードなどを串焼きにするケバブが代表料理の1つだ。同店のお勧めメニューは北インドの代表的な料理を数多く試せるセット料理。ディナーセット(S$68++)には自慢の炭焼き料理が付いてくる。高温の炭で焼き上げたシーフードやラムチョップは、スモーキーな風味が口いっぱいに広がり、単品でもう一品追加したくなるほど美味。肉料理もその柔らかさに驚く。インド料理はスパイスがふんだんに使われていると思いがちだが、ここのケバブはそれほどスパイスを感じることもなく、日本人に食べやすい味付けなので安心だ。

 

アラカルトメニューはマンゴーカレー(S$32++)がお勧め。「マンゴーカレーはインド人にとっておばあちゃんのレシピ」だとマネジャーのゴッシュさんは説明する。「昔インドではマンゴーの木がどこにでもあり、男性がいないと女性が外出もままならない時代に、家の庭に生えているマンゴーの木や野菜などを利用して調理した」そう。マンゴーの甘みと酸味がスパイスと複雑に混じり合って、一口目、二口目と違った味に感じる味わい深い一品。ライスやタンドールで焼いたナンも付いてくるので是非試して欲しい。

 

用途に合わせて使える個室

 

個室として使えるマハラジャスイートは50人まで収容可能。「プロジェクターなどの設備も整っています。用途に合わせて相談して下さい」とホリディ・イン アシスタントビジネス・ディベロプメント・マネジャーの海野さん。最低利用料金はS$1500++で、セットメニューの値段がS$10増しになる。ワインの持ち込み料は本数無制限でS$350++、一本だとS$25++。ハードリカーはS$75++でソーダや氷等も含まれている。また店内中央奥にある長テーブルも接待向け。目の前にはオープンキッチンが広がり、ガラス越しに壷状のタンドールの前でシェフが調理している様子を楽しめる。

 

おすすめメニュー

ビジネスランチセット(S$32++/S$38++)
左からレンズ豆のカレー、スパイスの効いたエビ、魚のティッカ、ベジタブルヨーグルト。ライスとナンも付いてくる。右端のベジタブルヨーグルトを足しながら辛さを調節する。
ディナーセット(S$68++)のケバブ(アラカルトS$48++)
ラムやエビなどのシーフードが三品。インド料理店に行くと毎回同じメニューばかりを注文してしまう人や、インド料理は何を頼めばよいか分からない人にも、セットメニューで一人分が適量出てくるのが嬉しいポイント。

(注)料金は変更になる場合があります。

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