2024年6月7日
93歳の乗客含む5人、オフィルロード交差点でのバスとトレーラー衝突事故で病院へ
6月6日、シンガポールのジャラン・ベサールにあるシム・リムタワー付近で、タワートランジットのバスとトレーラーが衝突する事故が発生した。事故現場はオフィルロードとの交差点で、警察は午後1時45分頃に通報を受けた。
この事故で、バスの乗客4人と歩行者1人が病院に搬送された。バスの乗客は39歳から93歳までの間で、歩行者は54歳の男性でした。いずれも意識はある。シンガポール民間防衛軍(SCDF)は、負傷者全員がラッフルズ病院に搬送されたと発表した。
事故の影響で、オフィルロードの一部が通行止めとなった。シンガポール陸上交通局(LTA)は午後1時50分にSNS「X」で、スンゲイロード以降のオフィルロードの区間が閉鎖されていることを告知した。タワートランジットも午後3時14分にFacebookで、事故によりバスサービス857が遅延していることを報告し、980番と857番のサービスに最大30分の遅延が発生していると発表した。
事故の様子はTelegramなどのメッセージングプラットフォームで広く共有され、17秒の映像には走行中の緑色のバスがトレーラーの荷台に固定された鉄筋と衝突する様子が映し出された。鉄筋はバスの窓を突き破り、バスが右側に傾く様子が確認できる。その後、バスが前進を続けると、鉄筋がトレーラーの荷台から引きずり落とされた。
事故の後、オフィルロードの3車線が鉄筋で塞がれている様子が写真で確認された。バスの左側には大きな裂け目があり、フロントガラスの左側も破損していた。バスのドアや窓のガラスパネルも一部が砕け散っていた。鉄筋の一本はバスの左側に突き刺さっており、リアドアの上部にまで達していた。
警察による調査は現在も進行中という。