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経済

2022年11月24日

シンガポール航空、東アジア・東南アジアネットワークを強化

 シンガポール航空(本社:シンガポール、 CEO:ゴー・チュン・ポン氏)は、 この度、 シンガポールから東アジア、 東南アジアの人気都市への増便、 釜山路線の復便、 さらにオーストラリア路線でのエアバスA380型機の運航便数追加により、 夏期スケジュール(2023年3月26日~10月29日)の旅行需要に応える。
 
 これにより、大阪、名古屋、福岡や、釜山、ソウル、台北、バンコク、クアラルンプール、シェムリアップ、ハノイ、ホーチミンシティなどシンガポールから東アジア・東南アジアの複数の都市を結ぶ当社の運航便数は2024年3月までにコロナ前、またはそれ以上の水準に達する予定という。
 
 オーストラリアでは、シンガポール~メルボルン路線にて新たにエアバスA380型機をデイリー運航し、シドニー路線ではエアバスA380型機を毎日2便運航する。
 
 東アジアのシンガポール~大阪線は、2023年3月26日~4月30日の期間、SQ618便、SQ619便のみデイリー運航から週4便に変更し合計で週11便となるが、2023年5月1日より再び毎日2便に戻る。
 
 2023年6月2日よりシンガポール~釜山間の運航を再開し、SQ616便、SQ615便を週4便、ボーイング737-8型機で運航する。また2023年6月1日より、シンガポール~ソウル間にSQ612便、SQ611便をボーイング787-10型機を追加し、毎日4便運航に増便する。
 
 2023年3月26日より、シンガポール~香港間のデイリー運航便であるSQ892便、SQ893便はエアバスA380型機にて運航する。また2023年10月1日より、SQ896便、SQ897便がエアバスA350-900型機(中距離路線)によるデイリー運航として復便することにより、香港への運航は毎日4便となるという。
 
 2023年3月26日より、シンガポール~台北間のSQ876便、SQ877便の運航を週4便からデイリー運航に増便、SQ878便、SQ879便も2023年5月31日から週3便からデイリー運航に増便される。これにより、台北へは週14便となる予定という。
 
 東南アジアは、2023年10月1日より、シンガポール~バンコク間にSQ706便、SQ705便による5便目のデイリー運航便がエアバスA350-900型機(中距離路線)にて追加される。また、2023年3月26日より、シンガポール~プーケット間にSQ726便、SQ725便による4便目のデイリー運航便が、ボーイング737-800NG型機にて追加される。
 
 南西太平洋は、2023年5月16日より、エアバスA380型機が約4年ぶりにシンガポール~メルボルン線に復活し、シンガポール~シドニー線では2023年5月17日より、A380型機が1日2便運航する。
 
 同機は、現行のボーイング777-300ER型機に代わりSQ237便(シンガポール~メルボルン)、SQ228便(メルボルン~シンガポール)として運航され、SQ221便(シンガポール~シドニー)、SQ232便(シドニー~シンガポール)は、現行のエアバスA350-900型機(中距離路線)に代わり、エアバスA380型機で運航される。
 
 米州および欧州は、旅行需要と座席供給の継続的な見直しの一環として、シンガポール航空のその他のネットワークの見直しも行われるという。
 
 2023年5月15日より、シンガポール~フランクフルト-ニューヨーク(ジョン・F・ケネディ空港)線をデイリー運航しているSQ26便、SQ25便はエアバスA380型機に代わり、ボーイング777-300ER型機で運航される。同機には世界トップクラスのプロダクトとアメニティを取り揃えたファーストクラスが備わっているという。
 
 ニューヨークへのノンストップ便は、シンガポールとジョン・F・ケネディ空港を結ぶSQ24便、SQ23便と、シンガポールとニューアーク空港を結ぶSQ22便、SQ21便による毎日2便の運航を継続していくという。
 
 2023年3月26日より、シンガポール~ロサンゼルス線のSQ36便、SQ35便はデイリー運航から週3便運航に変更となる。ロサンゼルスへは、シンガポールからの直行便であるSQ38便、SQ37便、または東京(成田)を経由するSQ12便、SQ11便を引き続き運航する。
 
 2023年6月27日より、シンガポール~シアトル線を運航するSQ28便、SQ27便は、週3便の運航を継続する。
 
 シンガポール~マンチェスター-ヒューストン線を運航するSQ52便とSQ51便は、2023年3月28日より週4便から週3便に変更される。また2023年4月2日より、新たにシンガポール~マンチェスター間に週2便のSQ302便、SQ301便がエアバスA350-900型機(長距離路線)で就航予定という。
 
 シンガポール航空は、引き続き米国でのネットワーク強化に取り組み、米国向けの供給座席数は、コロナ前と比較して増加する予定という。

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