シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPMOH、5歳以下の子供たちへのCovid-19ワクチンの使用を検...

社会

2022年6月21日

MOH、5歳以下の子供たちへのCovid-19ワクチンの使用を検討中

 シンガポール保健省(MOH)とCovid-19ワクチン接種に関する専門家委員会は現在、5歳未満の幼児に対するPfizer-BioNTechとModernaの両Covid-19ワクチンの安全性と有効性について研究している。
 
 6月20日(月)の声明で、MOHは、生後6ヵ月から5歳の子供へのModernaワクチンの使用と、生後6ヵ月から4歳の子供へのPfizerワクチンの使用を研究する予定であると発表した。
 
 この発表は、先週金曜日に米国食品医薬品局が2つのワクチンの認可を拡大し、生後6ヵ月の子供も含めるようにしたというニュースを受けてのものである。
 
 シンガポールでは、MOHは現在、Pfizer-BioNTechとModerna Covid-19ワクチンの低年齢児への使用に関するリスク・ベネフィット評価を実施できるよう、ワクチンメーカーに働きかけていると述べた。
 
 昨年12月には、5歳から11歳の子どもたちがPfizer社のワクチンを小児用として2回接種することが承認された。
 
 当時、シンガポール国立大学ヨンローリン医学部とデュークNUS医科大学の研究者も、異なるグループの子どもたちを対象に、Covid-19ワクチンに対する免疫反応についての観察研究に着手していた。
 
 研究者たちは、5歳から16歳の460人の参加者を12ヵ月にわたって調査し、Pfizer社のmRNAワクチンに対する免疫反応とワクチンの効果を追跡し、副作用を監視し、これらの子どもたちの無症候性Covid-19感染を検出する予定であるという。

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