シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPチャンギ空港トランジットエリア、多くの店舗が営業を再開

経済

2022年3月21日

チャンギ空港トランジットエリア、多くの店舗が営業を再開

 チャンギ空港を発着する旅行者は、より多くの店舗が再開したことで、Covid-19のパンデミック以前に近いショッピングができるようになる。
 
 到着した予防接種済み旅行レーン(VTL)の乗客は、第3ターミナル(T3)到着北エリアにあるロッテ免税店で買い物をすることができるようになる。
 
 また第1ターミナル(T1)西側到着エリアの免税店は、今月末に再開される予定。T1とT3のトランジットエリアでは約60%の店舗が現在営業中で、その他のテナントも順次営業を再開するよう作業を進めているという。
 
 チャンギ空港グループ(CAG)の広報担当者デニス・イム氏は、これらの動きは旅行者にとってパンデミック前と同じようにショッピングを楽しみことができる。昨年9月に検疫のないVTLを初めてスタートして以来、シンガポール在住者を除く旅行者のターミナルビルでの売上は3倍に伸びたと述べた。
 
 T1とT3は現在稼働しているが、T2とT4はパンデミックの影響で旅行者が少ないため、閉鎖されたままになっている。
 
 T1とT3は、昨年9月に一般公開を再開して以来、公共エリアへの入場者数が50%以上増加しているという。また、10店舗中9店舗がオープンしているという。これは、9月の10分の8程度より若干増えている。
 
 VTLの影響、チャンギ空港のショッピングキャンペーン、新規ビジネスの開設により、これらの地域の企業の売上は40%増加しているという。チョコレート販売店The Cocoa Treesを経営するFocus Network Agenciesの小売・ローカルセールス担当ディレクター、パメラ・ローソン氏は、いくつかのVTLが開始された昨年11月以降、同社の空港店舗での売上は乗客数に比例して伸びている。今年は少なくともパンデミック前の50%までビジネスが回復することを望んでいると語った。同社では、回復に向け、ショップのスタッフを増員している。
 
 一方、CAGとキャピタランド・グループの合弁会社であるジュエル・チャンギ空港では、地元の人々の来場が引き続き大半を占めている。
 
 ジュエル・チャンギ空港開発のチーフエグゼクティブであるジェームズ・フォン氏によると、1月から今月にかけての同施設の地元来場者は、昨年同期比で10%以上増加したとのこと。シンガポールのさらなる再開発計画や、地域の他の国々による同様の計画により、ジュエルを訪れる外国人観光客の数が増加する。また、22時30分からのアルコール提供制限の解除など、安全管理措置のさらなる緩和も同様に重要で、これらは観光地としてのシンガポールの魅力を高めることになると述べた。
 
 ジュエルはより多くの旅行者を迎える準備として、提供するサービスをアップグレードしてきた。例えば、AR(拡張現実)技術を活用し、恐竜をテーマにしたものを近々モールに設置する予定という。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPチャンギ空港トランジットエリア、多くの店舗が営業を再開