シンガポールと米国、ワクチンを接種した旅行者用レーンの確立に取り組む

　10月7日（木）、ガン・キムヨン貿易産業大臣は、シンガポールは年内に米国との間でワクチン付き旅行レーン（VTL）を確立することを目指している。ワシントンDCの米国商工会議所で開催されたイベントに出席したガン氏は、COVID-19のパンデミックにもかかわらず、ビジネスと旅行のハブとして、シンガポールが世界とのつながりを維持することが重要だと指摘した。
 
　ドイツとブルネイとの間で、ワクチン付きトラベルレーン（VTL）のパイロットを成功させたので、現在は、米国とのVTLをできるだけ早く、確実に年内に実現できるよう取り組むことが出来るように、米国からシンガポールへのワークパス保持者の到着と帰国を促進している。
 
　現在のドイツまたはブルネイとのVTLは、9月8日（水）に開始された。これにより、ドイツまたはブルネイからの完全なワクチン接種を受けた旅行者は、SHN（Stay-Home Notice）を受けずにシンガポールに入国することができるが、フライト前の検査を含め、4回のPCR検査を受ける必要がある。また、シンガポールに出発する前の連続した21日間に、ブルネイ、ドイツ、シンガポールのいずれかに滞在していなければならない。
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　ガン氏は、4日間の米国公式訪問の一環として、ワシントンDCに滞在している。また、ニューヨークでは、Enterprise Singaporeが主催する非公開のラウンドテーブルの一環として、米国に進出しているシンガポール企業との面談も予定されている。