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社会

2021年8月31日

フードコート等、テーブルを片付けない者に、1月1日から罰金

 フードコートやコーヒーショップで飲食後、テーブルを片付けないと、2022年1月1日から罰金が課せられることになると、シンガポール国家環境庁(NEA)が8月30日(月)に発表した。
 
これらの店舗での取り締まり方法は、ホーカーセンターでのテーブルのポイ捨てに対する取り締まりと同様になるという。
 
 5月に発表されている通り、ホーカーセンターでの取締りは、9月1日(水)から開始、初回の違反者には文書による警告、2回目の違反者には300Sドル(約2万5,000円)の罰金が科せられる。その後の違反者には裁判所から罰金が科せられることもあるという。
 
 フードコートやコーヒーショップでのテーブルのポイ捨てについては、11月1日(月)から12月31日(金)までの2ヵ月間の勧告期間を経て、取締りが開始されるが、ホーカーセンターでの同様な取り締まりについては、勧告期間中、テーブルを片付けなかった食事客に何の措置も取られないという。
 
 NEAは、勧告期間中、コーヒーショップやフードコートでは、ポスターやバナーなどの視覚的なものも設置し、シンガポール食品庁 (SFA)の職員が、汚れたトレイや食器、ゴミを片付けるように注意を促す。この期間中、強制的な処置は行わないが、アドバイスを受けた際には遵守するようにお願いすると述べた。
 
 また、NEAによると、トレーや食器類を返却するためのインフラの設置を進めているが、事業者は、「クリーン・テーブル・サポート・スキーム」を通じて、このインフラを設置するための50%の共同出資、1施設あたり2,500Sドル(約20万4,000円)を上限として申請することができるという。

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