DP保持者の就労方法に関する制度変更まとめ

　2021年3月3日(水)、シンガポールにおけるDP保持者の就労方法について、制度変更が発表された。

 
　DP = Dependant Pass [EP や SPass 保持者に紐づく配偶者及び扶養家族用滞在 VISA]
　LOC = Letter of Consent [滞在用 VISA 保持者に与えられる労働許可証]
 

DP保持者の就労方法の変更

　現在： MOMへ申請 → LOCを取得 → 就労
 
　2021年5月1日以降：就労VISA (EP, S Pass) の申請が必要
 

注意点

　・詳細は2021年5月1日にMOMから発表がある予定。
 
　・現在雇用されている既存のDP保有者は、LOCの期限が切れるまで働き続けることが可能だが、LOCの期限以降、更新は行えなくなる。
 
　・事業を所有するDP保有者の場合、特定の事業主には免除が認められる。事業がローカル雇用を創出する場合、LOCで事業を継続することができる。
　　但し以下の基準を満たす必要がある。
　　1. 事業の30％以上の株式を保有する個人事業主、パートナー、または会社の取締役である
　　2. 1400Sドル以上の給与で、3ヶ月以上働いている、CPFを収めるローカルもしくはPRを1人以上雇用している