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経済

2021年2月1日

20年の輸出額1%減、2年連続でマイナス

【マレーシア】マレーシア統計局が1月29日発表した貿易統計によると、2020年の輸出額は前年比1.4%減の9,809億8,770万リンギ(約25兆3,300億円)だった。前年割れは2年連続。新型コロナウイルス対策の活動制限で4〜5月に20%超の落ち込みとなったことが響いた。ただ、その後は電子製品やゴム手袋などの輸出拡大で増加基調に転じ、12月単月の輸出額は月間で過去2番目の大きさに回復している。20年の輸入額は6.3%減の7,961億9,410万リンギ。貿易収支は過去最高となる1,847億9,360万リンギの黒字だった。
 
 品目別の輸出額は、全体の4割を占める電気・電子製品が3.5%増。上半期に一時低迷したものの、6月以降はプラスを維持した。また、新型コロナ流行でゴム手袋の需要が世界的に高まる中、ゴム製品は68.9%増を記録。価格が上昇したパーム油・パーム油製品は18.4%増だった。一方、原油価格の下落などで鉱業製品が29.6%減と落ち込み、全体を押し下げた。
 
 主要国・地域への輸出額では、最大の中国向けが12.5%増だったほか、2番目のシンガポール向けと3番目の米国向けもプラス成長。一方、対日輸出は6.5%減だった。
 
 輸入は資本財、消費財、中間財などが軒並み減少。燃料や乗用車の落ち込みが顕著だった。国別では最大の中国からが2.6%減、日本からが4.0%減などだった。
 
 12月単月では、輸出額が前年同月比10.8%の957億4,130万リンギ、輸入額が1.6%増の750億3,890万リンギ、貿易収支が207億240万リンギの黒字。輸出額は18年10月に次ぐ過去2番目の大きさで、電気・電子製品が18.1%増と引き続き好調だった。輸入額は前月まで前年割れが続いており、増加は9カ月ぶりとなる。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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