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経済

2021年2月2日

ジョホールPTP港のコンテナ量、20年は過去最高

【マレーシア】インフラ建設・港湾運営のMMCコーポレーションによると、同社の合弁会社が運営するタンジュンペレパス港(PTP、ジョホール州)の2020年のコンテナ取扱量は、前年比7.7%増の980万TEU(20フィートコンテナ換算)だった。年間の過去最高を更新した。
 
 新型コロナウイルス流行の影響で第2四半期に苦戦したものの、中国や欧州の経済回復で下半期は好調に推移。12月の取扱量は、単月の過去最高となる96万7783TEUに達した。
 
 20年は7億リンギ(約180億円)以上を投じてコンテナ取扱能力を増強している。大型の岸壁クレーン8基や電動のゴムタイヤ式ガントリクレーン10基を追加したほか、新型の超大型コンテナ船(ULCV)が入港できるように浚渫(しゅんせつ)も行った。
 
 同港の運営会社にはMMCが70%、デンマークの海運世界大手APモラー・マースクの傘下企業が30%を出資している。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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