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経済

2020年9月24日

法人向けペイナウを電子インボイスと統合、決済がスムーズに

 企業間送金の「ペイナウ」が電子インボイスの全国ネットワーク「インボイスナウ」と統合された。シンガポール情報通信メディア開発庁(IMDA)によると、企業間決済がスムーズになるという。
 
 これまで企業には電子インボイスを受け取ってから、インターネット銀行プラットフォームからログインする、振り込みを指示する、あるいは小切手を書く、という手間がかかっていた。
 
 システムの統合で請求を受けた側は電子インボイスに付随するリンクをクリックすればよく、支払いポータルで必要情報が自動的に記入され、額を確認したら個別企業登録番号(UEN)に送金すれば手続きが済む。
 
 インボイスナウの加入企業数は3月の時点で1,000社だったが、現在は2万5,000社に増加した。
 
 IMDAは地場大手銀行の協力の下、統合ソリューションを開発した。ほかの電子決済とも連動するため、ペイナウを持たない外国の企業との決済にも利用できるという。

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