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国際

2020年9月14日

日本との間で18日からビジネス上必須往来を開始

 シンガポールと日本の外務省は、相手国の居住者に対しビジネス上必須の往来を相互に認めた「ビジネストラック」を9月18日から実施することで合意した。
 
 共同声明によると、必須なビジネス上および公務上の往来を容易にするための措置で、シンガポールは複数の国と既に同様の取り決めを交わしているが、日本がこうした枠組みを他国との間で実施するのは初めて。連結性を取り戻し、経済の回復につなげるという。
 
 公衆衛生上、必要な措置をとることで相手国に入国後、14日間の待機が不要とされる。出発前と到着後のウイルス検査、相手国に入国後は14日間、管理された活動日程を順守--などで、申請、手続きの詳細は18日までに、日本が外務省ホームページ、シンガポールが移民・検問庁のセーフトラベル・サイトに掲載する。
 
 シンガポールは現在、5カ国から旅客を受け入れている。まず6月に中国と取り決めを交わした。8月にはマレーシアとの国境規制を緩和。9月にはニュージーランドとブルネイから短期滞在目的のレジャー客の受け入れを開始している。韓国ともビジネス上必須の往来を開始した。

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