入国禁止措置、感染者数が15万人超えの国が対象に

　イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相（兼国防相）は9月3日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が15万人を超える国を対象に9月7日付けで入国を禁止すると発表した。9月1日に発表された▽インドネシア▽インド▽フィリピン——の3ヵ国の長期滞在パス保有者を対象とした入国規制に追加される形となる。
 
　今回追加された国は▽米国▽ブラジル▽フランス▽英国▽スペイン▽イタリア▽サウジアラビア▽ロシア▽バングラデシューーの9ヵ国。ただし緊急事態時や二国間会議に出席する場合など二国間の関係が関与する際は入国管理局による許可を受けた上で入国を認める。マレーシア保健省が後日、感染者数15万人以上の国について詳細を発表するという。
 
　インドネシア、インド、フィリピン——からの入国規制についてイスマイル上級相は9月1日、▽永住許可証（PR）▽マレーシア・マイ・セカンド・ホーム（MM2H）▽プロフェッショナル・ビジット・パス（PVP）▽就労パス・カテゴリー1（EP1）▽配偶者と子供▽外国人留学生——の6カテゴリーの長期滞在パス保有者を対象に入国を禁止すると発表していた。

（提供：ASIA INFONET.COM）