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政治

2020年8月3日

必須ビジネス目的のマレーシア・シンガポール訪問、検問庁が手続き発表

 シンガポール移民・検問庁(ICA)は1日、必須ビジネスまたは公務目的でマレーシアからシンガポールを訪問、またはその逆を行う際、旅行者が守るべき手順の詳細をホームページに掲載した。8月10日から申請を受け付ける。
 
 両国が合意した取り決めは、ビジネス目的で相手国に90日以上滞在が必要な人のための定期的通勤と、最長14日間、必須ビジネスあるいは公務目的で相手国を訪問する互恵グリーンレーンの2種。
 
 定期的通勤の取り決めでは、シンガポールに入国する者はPCR検査と、少なくとも7日間の待機を義務付けられる。陽性診断の場合、シンガポールで治療を受ける。出入国はウッドランズかトゥアスの国境経由で行う。
 
 マレーシアに90日以上滞在して後、休暇のため一時帰国するシンガポール国民、永住者は待機の免除を申請できる。
 
 グリーンレーン方式では陸路以外に、空港からの出入国も可能。空路は直行便のみ。出発72時間前にPCR検査を受け、陰性の証明書を入国に際し提出する。入国の際もPCR検査は必須で、陰性との診断が出るまで隔離される。
 
 相手国を訪問中は事前に提出した旅程を守り、また感染者接触アプリを利用しなければならない。個人ハイヤー、タクシー、社用車のみ利用でき、公共輸送機関は利用できない。

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