シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP6月の空港利用客95%減、国内線主導で回復傾向に

経済

2020年7月17日

6月の空港利用客95%減、国内線主導で回復傾向に

 
 空港運営のマレーシア・エアポート(MAHB)の7月15日発表によると、2020年6月の国内空港の旅客数は前年同月比95.2%減の42万9,000人だった。新型コロナウイルスの影響は依然深刻だが、前月比では81.0%増、また、7月1〜9日は1日当たり旅客数が約3万7,000人と6月22〜30日の2倍になっており、州間移動規制の緩和を受けて国内線主導での回復がみられる。
 
 6月のクアラルンプール国際空港(KLIA)の旅客数は97.3%減の14万人。KLIA以外の地方空港は92.3%減の28万9,000人で、うち国際線は99.8%減の2,000人に落ち込んだ。
 
 上半期は全体の旅客数が前年同期比62.4%減の1,921万4,000人。うちKLIAは63.8%減の1,099万2,000人で、国際線の減少幅は64.6%と、出入国規制によって国内線の61.7%よりも大きくなった。地方空港は60.4%減の822万3,000人。国際線が69.6%減の124万9,000人、国内線が58.2%減の697万4,000人だった。

(提供:亜州ビジネスASEAN

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP6月の空港利用客95%減、国内線主導で回復傾向に