2020年6月30日
UMW、トヨタとプロドゥアで初のシェア50%超え
複合企業のUMWホールディングス(UMWH)は、同社が扱うプロドゥア車とトヨタ車を合わせた自動車市場のシェアが2019年に51.4%となり、初めて50%を超えたと明らかにした。アズミン・チェ・ユソフ社長代理兼最高経営責任者(CEO)が株主総会で述べたもので、販売台数は過去26年で最高だったとしている。ニュー・ストレーツ・タイムズが伝えた。
19年はUMWの製造部門の売上高が初めて10億リンギ(約251億円)を超えた。全体の純利益は前年比32%増の4億5,440万リンギ(約114億円)だった。
アズミン氏は、新型コロナウイルス流行下での経営について、できる限りの対策をとって売り上げの最大化とコストの最小化を図ってきたと説明。課題に迅速に対応し、短中期的な施策を講じることで、利益を最大化させるとしている。
(提供:亜州ビジネスASEAN)