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日系企業・社会

2020年6月16日

伊藤忠とヴォパック、船舶アンモニア燃料供給網を研究

 伊藤忠商事と伊藤忠エネクスは6月12日、化学品の貯蔵タンクを運営する蘭系ヴォパック・ターミナル・シンガポールと、アンモニア燃料を船舶に供給するサプライチェーンの構築について共同研究を進めることで合意したと発表した。
 
 アンモニアは温室効果ガスを排出しない(ゼロ・エミッション)船舶の燃料として注目を受けている。アンモニア燃料船舶の開発を具体化するためには、同燃料のサプライチェーンの構築が重要との観点から、双方が協力を進めることにした。
 
 伊藤忠商事と伊藤忠エネクスは、シンガポールでのアンモニア燃料のサプライチェーン構築の共同研究を、アンモニアを主燃料とする主機関を搭載する船舶の共同開発、同船舶の保有運航、船舶用アンモニア燃料の導入、その供給設備を含めた統合型プロジェクトの一環として位置付けている。

(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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