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日系企業・社会

2020年6月18日

日野の小型バス、ジョホールで試験走行

 日野モータース・セールス・マレーシア(日野マレーシア販売)は6月15日、小型ノンステップバス「日野ポンチョ」が、ジョホール州ジョホールバルの公共バス運営大手、ハンダル・インダーの路線で試験走行を開始したと発表した。7月12日までの1ヵ月間にわたって行う。
 
 ジョホールバルのイスカンダル開発地域(IDR)では、公共交通システムの刷新計画に基づいて、3本の幹線を中心に住宅密集地域の90%をカバーする総延長1,200km以上の路線網が整備される。日野マレーシア販売は試験走行の実施により、地元運輸当局に日野ポンチョの採用をアピールする。 
 
 同社とハンダル・インダーは2017年にも10.5mのハイブリッドバスの試験走行を実施したことがある。今回の日野ポンチョは全長7mで、狭い路地や住宅地の走行に適しており、低床設計のため高齢者や子供、車椅子の乗客も利用しやすい。日本では現在、2,000台以上が走行している。

(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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