不動産開発のペルマジュ、ゴム手生産に参入へ

　不動産開発や自動車販売を手掛けるペルマジュ・インダストリーズは、ゴム手袋の生産に乗り出す。世界的な需要の高まりを受けて参入を決めた。投資額は1億5,000万〜2億リンギ（約38億〜51億円）の見通し。6月9日付ニュー・ストレーツ・タイムズが関係者の話として伝えた。
 
　ヌグリスンビラン州セレンバンで年内にも工場を着工。初年度は年産10億枚以上を目指す。ゴム手袋の需要は新型コロナウイルスの流行前から高まっており、同社は長期的な視点で事業に取り組む方針という。
 
　同社はセレンバンに121万4,000平方メートルの土地を所有している。5日にはゴム製品生産販売の新会社ペルマジュ・グローブを設立し、事業多角化を推進すると発表していた。

（提供：亜州ビジネスASEAN）