2020年5月29日
行動制限解除第2段階、6月中に実施の可能性
コロナウイルス問題特別作業班のローレンス・ウォン、ガン・キムヨン両共同議長は28日に開いたリモート会見で、行動制限解除の第2段階は6月末までに開始する可能性があると明らかにした。この先2週間、多数の外国人労働者が共同生活する施設以外での感染が少数にとどまっていることが条件で、6月半ばに第2段階に移行するかを決める。
解除第2段階ではほとんどの経済・社会活動の再開が認められるが、自宅から出る場合はマスク着用が必要。
小売店、外食業は営業を再開できる。しかし飲食施設では1つのテーブルに客数は5人以下とし、テーブルは1メートル離す。友人、親類との集まりも可能だが、最多5人とされる。このため家庭が1日に受け入れられる客は5人まで。
美術館・博物館、図書館、宗教行為など人同士の濃厚接触があり、感染のリスクが高い場所、活動は、十分な対策を講じたと当局が納得することを条件に、第2段階の途中で再開を許可する。
会議、展示会・見本市、コンサートなど大規模イベント、またバー、ナイトクラブ、カラオケ店、映画館、劇場、室内・屋外アトラクションも同様の方式で営業再開が許可される。
感染状況によっては再び活動を制限するが、「サーキットブレーカー」を広範に適用するやり方ではなく、規制対象を絞るやり方を取る。