子どもの初等学校1年生学籍登録、すべてオンラインに

　教育省は27日、初等学校1年生の学籍登録申請は新年度からすべて、オンラインでのみ受け付けると発表した。コロナウイルスCovid-19の感染拡大を防止するためのソーシャル・ディスタンシング確保が理由だ。親は7月1日から10月30日の期間中に登録手続きを取らなければならない。
 
　親が自ら学校に出向き登録手続きを取る、との従来方式は一切行わない。登録対象の子どもの兄または姉が同一校の生徒の場合、既に電子メールによる登録申請が採用されている。
 
　今回は親の出身校、親がボランティア活動をしたことのある学校、氏族上のつながりがある学校に子どもを登録するケースが対象で、親は電子政府サービスを利用する際の身分証明書のシングパスを使い、登録手続きを取る。
 
　教育省はまた、特定の初等学校の新入生における永住権所持者（PR）の子ども割合に上限を設定すると発表した。PRの子どもが特定の学校に集中するのを防ぐためだという。上限は25～30％で、ブキティマ、グリーンデール、オペラ・エステートなど10校に適用する。これらの小学校ではここ数年、PRの子どもの割合が25～30％近くに達していたという。