2020年5月29日
第1四半期のサービス業売上高1%減、3年半ぶりマイナス
シンガポール統計局が5月27日発表した2020年第1四半期のサービス業売上高指数(卸小売り、ホテル、外食サービスを除く、14年=100)は118.6となり、前年同期から1.1%低下した。指数の低下は3年半ぶり。新型コロナウイルス流行の影響で、娯楽・個人サービス(24.1%低下)が大きく落ち込んだ。
全7分野のうち4分野がマイナス。娯楽・個人サービスのほか、運輸・倉庫(4.7%低下)などが指数を下げた。一方、教育(5.7%上昇)は前四半期から上昇幅が拡大。金融・保険(3.7%上昇)と情報・通信(2.8%上昇)もプラスを確保した。
前四半期比(季節調整なし)では全体の指数が5.9%低下。7分野のうち5分野で指数が低下し、娯楽・個人サービス(23.0%低下)と運輸・倉庫(15.3%低下)は2桁のマイナスだった。
19年第4四半期は、全7分野で前年同期比、前四半期比ともプラスだった。
(提供:亜州ビジネスASEAN