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政治

2020年5月22日

6月2日以降の緩和第1段階で許可、不許可の行動の具体例

 政府は6月1日深夜をもって「サーキットブレーカー」を解除する。解除は3段階で、ある程度の制約が残る6月2日からの第1段階は少なくとも4週間、施行される。ストレーツ・タイムズは、ビジネスの場、日常生活、学校で、具体的にどのような行動が第1段階で許可・不許可かを質疑応答形式で掲載した。
 
 業務再開が認められるのは、エアコン保守、ペットサービス、理容サービスなど。髪の化学的処理、髪染めは可能。しかしフェイシャル、糸を使った眉毛処理、マニキュアサービスを提供する美容サロンは営業再開できない。学校では生徒はマスクの代わりにフェイスシールドを着用することができる。
 
 コンドミニアム敷地内のプール、テニスコート、その他娯楽施設、並びに民間経営のジムは再開できない。
 
 自動車ショールも営業を再開できないが、オンラインを通じた販売は引き続き可能で、車は購入者宅に届ける。自動車修理工場は再開を認められ、保守サービスを提供できる。現在は緊急時対応のみ許可されている。
 
 外貨両替商は、店頭での職員数を制限でき、客に対し安全確保の措置を講じることができることを条件に、金融管理庁(MAS)が案件ごとに審査して許可する。
 
 ペットショップでの動物に対する手入れ、物理療法、リハビリは認められる。
 
 ウオーキング、ジョギング、サイクリングをする際は自宅直近の施設(公園や公園連絡路)のみ利用が可能。単独、または同一世帯に住む者と一緒に行える。しかし公園での集まり・食事、グループでの運動、凧揚げ、フリスビーなどの遊び、サッカーは禁止。
 
 パート契約の清掃業者、メードに自宅を清掃してもらうことは引き続きできない。ストレーツ・タイムズは読者からの質問を電子メールで受け付けている。

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