2020年5月14日
20年のココア輸出、制限令で18%減予測=商品省
プランテーション事業・商品省は、2020年のココア輸出が前年から18%減少するとの予測を発表した。新型コロナウイルス対策の一環で講じられている移動制限で生産が落ち込むことが原因としている。国営ベルナマ通信が5月12日付で伝えた。
マレーシアはカカオ豆やココア製品の輸出でアジア2位、世界では7位。アジア太平洋地域ではシェア22%を誇る。19年の輸出額は11億4,000万米ドル(約1億2,200万円)で、前年から10.7%増加した。
同省のモハメド・カイルディン・アマン・ラザリ大臣は12日、移動制限令の順守具合を確認するためココアの生産現場を視察。事業者とは業界の課題や今後の展望などについての情報交換も行った。
(提供:亜州ビジネスASEAN)
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