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社会

2020年5月14日

4月の空港旅客数98%減、活動制限令で閑古鳥

 空港運営のマレーシア・エアポート(MAHB)の5月12日発表によると、2020年4月の国内空港の旅客数はわずか13万7,000人で、外国人の入国禁止を含む活動制限令の影響で前年同月比98.4%減と前例のない減少幅を記録した。国際線の減少幅は99.3%(利用者3万9,000人)で、国内線の98.4%(9万7,000人)を上回った。
 
 4月のクアラルンプール国際空港(KLIA)の旅客数は5万6,000人で98.9%減。国際線の減少幅は99.0%、国内線は98.9%とほぼ同水準だった。KLIA以外の地方空港の旅客数は8万1,000人で97.7%減。地方空港の国際線旅客は2,000人のみで、減少幅は99.96%に達した。
 
 国内空港の旅客数は過去12カ月では1億2,156万8,000人で、前年比減少幅は10%にとどまっている。
 
 なお、4月29日からは国内線が限定的ながら運航を再開しており、今後は拡大も見込めるため空港旅客数は4月が底となる可能性が高い。

(提供:亜州ビジネスASEAN亜州ビジネスASEAN

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