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政治

2020年5月7日

再開許可業種の営業で通産省が説明、安全確保は厳守

 通産省は6日、12日から営業再開を認められる業種の事業者は、個別に同省から再開許可を取る必要はなく、自由に再開できると発表した。2日の当初発表では、事業体は規制免除許可を通産省から取得しなければならないとしたため、事業者の間に混乱が生じていた。
 
 12日から、容器入り軽食、ケーキ・菓子、デザートの小売店、販売用食品の家庭での調理業が営業を再開できる。ただし持ち帰りかデリバリーのみ。理容室、ペット用品小売店、クリーニングサービスも営業を再開できる。
 
 業務再開に当たり事業体は、人の密集を避け、厳格な衛生基準を順守しなければならない。具体的には、
 ●職場には入域をチェックするセーフエントリーを導入し、接触者追跡を可能にするアプリのトレーストゥギャザーの利用を従業員に奨励
 ●時差勤務、時差休憩の導入
 ●客同士の安全な距離確保のため、線などで立ち位置を表示。
 
 家庭のキッチンを利用した食品調理サービスでは、持ち帰りは予約のみとし、支払いには現金は使えずデジタル決済が必要だ。
 
 ポークジャーキーのリムチーグアン(林志源)はニュー・ブリッジ・ロード店をまず再開し、様子を見てから残りの3店の再開時期を決める。

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