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政治

2020年4月22日

ウェットマーケットに入場制限、スーパーマーケットでは体温測定

 人気のウェットマーケットでは人と人との適切な距離が保てないとして、政府は入場を日替わりで制限する。身分証明書番号の最後の数字が偶数の国民は偶数日、奇数の国民は奇数日に買い物が許可される。
 
 指定マーケットは、ゲイラン・セライ・マーケット、イシュンのチョン・パン・マーケット、およびマーシリング・レーンとジュロン・ウエストのマーケット。高齢者や障害者ら補助が必要な人は家族または家事手伝いを同伴できる。
 
 ウイルス禍特別班のウォン共同委員長は、スーパーマーケットなど多数の客が集まるほかの施設にも導入すると表明した。
 
 また22日からはスーパーマーケット、ショッピングモールで客を対象に検温を行い、接触者追跡調査のため連絡先情報の提供を義務付ける。
 
 タピオカ茶、スムージーなどの飲料、ポップコーンなどの軽食、ケーキ類やデザートを主に販売する独立型店舗は営業停止を命じられたが、認可セントラルキッチンを利用してのオンライン販売は可能。ホーカーセンター、フードコート内の店舗は営業を継続できる。
 
 ジョブズ・サポート計画で賃金支援を受けられる従業員の対象が取締役にも拡大された。昨年の収入が10万Sドル(約750万円)以下であることが条件。

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