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社会

2020年4月21日

食事デリバリーの受注が増加、ライダー希望者も激増

 外出手控えで食事の宅配注文が増加しており、デリバリーサービスを提供するデリバルー・シンガポール、グラブフード、フードパンダでは配達を請け負うライダー希望者が急増している。
 
 デリバルーでは第1四半期にライダーが6,000人から7,000人に増えており、4月だけでさらに1,000人が新たにライダーとして加わった。第1四半期のライダー希望の申請者は前期より30%多い約5,000人。
 
 1月以降、モスバーガー、フード・リパブリックを含め新たに700店のレストランがプラットフォームに加わっており、この先2週間でさらに200店が加盟するという。ウイルス感染拡大の連鎖を断ち切るための「サーキットブレーカー」の施行以降、加盟店が急増した。宅配注文は2月、3月、4月とも数週間前と比べ20%増加したという。
 
 グラブフードでもサーキットブレーカーの発動後、注文が増加した。3月以降、ライダー希望者が80%ほど増加した。
 
 プラットフォームには1月以降、1,500店が加盟しており、これには小籠包が看板メニューの点心料理店ディンタイフォン(鼎泰豐)やハンバーガーのファイブガイズが含まれる。
 
 フードパンダでも加盟店が増え、著名ホーカー店も複数加盟した。ライダー希望者も増加したという。

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