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社会

2020年3月31日

活動制限令でコンドーム供給不足も、世界最大手が懸念

 政府による新型コロナ対策の活動制限令を受けて、コンドーム世界最大手カレックスの工場も停止しており、ゴー・ミア・キアット最高経営責任者(CEO)は「コンドームは今後世界各地で供給不足に陥り、恐ろしいことになる」と懸念を示した。ロイターが27日報じた。
 
 同社は「デュレックス」などのブランドで製品を供給しているが、活動制限令を受けて国内3工場が過去10日余りにわたって稼働を停止。これによって供給量が1億枚減少した。中国、タイ、インドなど他の主要なコンドーム生産国もコロナ禍に見舞われており、アフリカでの人道援助計画に影響が出かねないという。
 
 カレックスは現在政府に対し、活動制限令からの免除を求めてる。ゴーCEOは「コンドームは重要であり、需要は依然非常に強い」と強調した。

(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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