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政治

2020年3月23日

他人とは適切な距離を、250人以上の集まりを禁止

 政府は20日、コロナウイルス感染抑制のため新たな行動基準を発表した。公の場での人の集合を禁止し、互いに適切な距離を保つことを求める。
 
 参加人数250人以上の集まりを6月末まで禁止する。これより小規模の集まりであっても、参加者同士距離を保つこと求める。
 
 娯楽施設、レストラン、ホーカーセンター、映画館など不特定多数が集まる場、さらに宗教的集まり、私的集まりでも、互いに1メートル以上の距離を置くよう求める。順番待ちの列には床に線を引き、座席は隣と1席あけて座る方法にする。政府機関が主催する高齢者向け交流活動は4月7日まで2週間、禁止期間を延長する。
 
 雇用者にはテレワークあるいは自宅作業の採用を求めた。出社しなければならない事情の場合、出社時間、退社時間が一緒にならないよう時差出勤を雇用者に求めた。
 
 ウイルス感染者と接触した可能性を調べるための追跡を、スマホアプリの導入で強化する。相手と30分以上2メートル以内で接触があったかを判断できる。
 
 発表に際しウォン国家開発相は「より多くの人が自宅で作業し、テイクアウトの食事を食べることを期待している」と述べた。
 
 人材開発省は21日までに、89人の外国人労働者の就労査証を取り消した。再入国前に同省の許可を取得しなかった、あるいは入国後の自宅待機の指示に違反したためだ。

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