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経済

2020年3月11日

MRTクロス・アイランド線延伸、ポンゴルとパシル・リス間に建設

 陸運庁(LTA)は10日、MRT(地下鉄・高架鉄道)クロス・アイランド線(CRL)に延伸区間を設けると発表した。東北線パシル・リス駅からポンゴルまでの4駅7.3キロで、全線地下。
 
 ポンゴル・センターからパシル・リスまで、現在バス利用で40~45分かかっているが、これが10~20分に短縮される。駅舎建設は2022年に開始の予定で、竣工は31年。車両はCRL本線と同じ6両編成で、利用客が増加すれば8両編成への変更が可能だ。
 
 ポンゴル・ノースでは「ポンゴル・デジタル地域」の整備が進行中だ。シンガポール工科大学(SIT)の新キャンパスと融合した複合的ビジネス・学術地区で、先端デジタル技術を開発・試験運用する場とされ、生活向上に貢献する。自動運転のバスが運行される。
 
 デジタル地域の面積は50ヘクタールで、多くの学生が学び、また人口知能、サイバーセキュリティーなどの分野で2万8,000人の雇用創出を想定している。23年から段階的に開所する。
 
 CRL延伸線のインターチェンジ駅となる東北線ポンゴルからさらにポンゴル・コーストまで1.6キロの延伸線も敷設する。23年に開通の予定。JTCのビジネスパークで働く人の便を考えた。

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