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経済

2020年2月26日

デスティニ、インドネシアの港湾運営会社に出資

 航空機や船舶の保守業務などを手がけるデスティニは、インドネシアの港湾運営会社ムアラ・バダク・ペルカサ(MBP)に資本参加すると発表した。事業多角化の一環で、インドネシアでの保守業務の受注にも繋げたい考え。
 
 シンガポールの100%子会社デスティニ・アルマダ(DAPL)が、MBPの親会社でインドネシアの鉱業・港湾運営業者、ベルカウ・サダヤ・アディカリヤからMBP株99.9%を取得する。
 
 支払いはDAPLが発行する新株490万株(1,200万リンギ相当=約3億1,400万円)を譲渡する形で行う。
 
 今年第3四半期に手続きを終える予定で、実行後のDAPLの株主構成はデスティニ45%、ベルカウ・サダヤ・アディカリヤ55%となる。
 
 MBPはインドネシアの東カリマンタン州で石炭開発業者など向けに港湾を運営。
 
 デスティニは事業多角化を図る一方、インドネシアでの造船や石炭、パーム油絡みの機械保守業務の受注にも繋げたいとしている。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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