シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP1月の新築コンドミニアム成約戸数、前年比40%増の618戸

経済

2020年2月18日

1月の新築コンドミニアム成約戸数、前年比40%増の618戸

 都市再開発庁(URA)の発表によると、1月の新築民間住宅(コンドミニアム)販売戸数は618戸で、前月より15%、前年同月比より41%多かった。1月の販売戸数としては7年来の最多。
 
 アナリストによると、価格が手ごろな、1月以前に売り出された郊外物件の売れ行きが好調だった。外国人による中心街の物件購入も見られた。
 
 1月に売り出された住宅は3プロジェクト598戸で、3つとも中心街の物件だった。中心街の住宅の成約戸数は全体の21.5%を占めた。中心街の周辺部の住宅は41.9%、郊外住宅は36.6%を占めた。
 
 成約戸数が多かったのはシュンフー・ロードの「ジェードスケープ」(56戸の成約)、「トレジャー・アット・タンピネス」(50戸)。以下はパーク・エスタ、パーク・ボタニカ、パーク・クレマティスで、床面積(1平方フィート)当たり価格の中央値が1,371Sドル(約10万8千円)と手頃なファーンベール・ストリートのパーク・ボタニカは全戸数の96%が売れた。
 
 新型コロナウイルスの感染拡大でショールーム訪問者が減少すると懸念されたが、住宅購入意欲は強いようで、2月は9日までに146戸の成約があった。

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