2020年2月11日
5G利用の自動運転、パイオニアが実証実験
パイオニアは2月6日、ランカウイ島での第5世代(5G)通信回線を利用した自動運転の実証実験に参加したと発表した。5G回線経由でデータの送受信を行う4人乗りの自動運転シャトルバスを決められたエリア内で運行。利用者の試乗も行う。
先月から行われているもので、マレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)が国内6地域で開催する「5Gデモンストレーションプロジェクト」の一環。子会社のパイオニアスマートセンシングイノベーションズが、シンガポールの自動運転関連スタートアップ企業ムービタの現地法人と共同で取り組んでいる。
パイオニアとムービタは2018年から、パイオニアのセンサーを用いた自動運転の実証実験をシンガポールで行っている。
(提供:亜州ビジネスASEAN)