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経済

2020年2月6日

BMWの19年販売、2割減の1.2万台

 BMWグループ・マレーシアは、2019年の販売台数が前年比19%減の1万1,567台だったと発表した。ニュー・ストレーツ・タイムズが4日付で伝えた。
 
 BMWとミニの自動車と、BMWモトラッドが提供する大型バイクの販売台数を合計したもので、BMWは9,300台を販売。小型セダン「3シリーズ」は2,514台、中型セダン「5シリーズ」は2,000台以上、スポーツ多目的車(SUV)「Xシリーズ」は3,985台が売れた。
 
 ミニの販売は1,142台。5ドアの「カントリーマン」が685台で過半を占めた。BMWモトラッドは1,125台を販売。オフロード性能が高い「アドベンチャー」が600台以上売れた。
 
 ハラルド・ホエルズル社長によると、同社のラインアップは32車種。うち4車種は電気自動車(EV)で、19年はBMWとミニのEVを3,148台販売した。
 
 ハラルド社長は、マレーシア政府から近く発表が予定される国家自動車政策(NAP)改訂版では、今後の自動車産業の中心がEVになることが示されるだろうとコメント。同社は19年、EVの充電所「iチャージング」を18カ所増設し、現在は全国に30カ所を展開しており、今後もマレーシアで最先端を走る自動車メーカーとして、インフラ整備も含めて尽力するとしている。

(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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