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経済

2020年1月23日

新車購入権入札の結果はまちまち、小型車向けは下落

 新車購入権(COE)入札が22日実施されたが、乗用車向けCOE落札価格の変動は小幅だった。最近、販売促進を目的としたシンガポール・モーターショーが開かれたが、来場者は5万2,000人と昨年より4,000人少なく、やや熱気に欠けた。
 
 Aカテゴリー(排気量1.6リットル以下で出力130馬力以下の乗用車)のCOEは前回より0.9%安い3万5,010Sドル(約284万円)だった。Bカテゴリー(排気量1.6リットル以上か出力130馬力以上の乗用車)のCOEは1.6%高い3万7,705Sドル(約305万円)だった。
 
 オートバイ以外のどの車両の購入にも使えるオープンカテゴリーのCOEは1.3%安い3万7,500Sドル(約304万円)だった。
 
 ドイツ車ディーラーの2カ月にわたる販促活動で買い手側にはうんざり感があり、また春節前に新車を受け取るには間に合わないことから、COEを必ず確保するという熱意が今回の入札では感じられなかった。乗用車COEに対する応札数は前回の3,220件に対し、今回は3,075件。
 
 商業車のCOEは前回より2.5%高い2万5,001Sドル(約202万円)。オートバイのCOEは15.6%高い4,610Sドル(約37万円)で、17カ月ぶりの高値。2月~4月のCOE発行枠で、オートバイのCOE発行数が16.4%削減されることが影響した。

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