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政治

2020年1月20日

最低賃金の引き上げ、「56都市で2月から」に

 マレーシア政府は来月1日、56都市で最低賃金を現在の月額1,100リンギ(約2万9,700円)から1,200リンギ(約3万2,000円)に9.1%引き上げる。1月10日発行の官報で告示した。先月に「1月1日に57都市で引き上げる」と発表していたが変更となった。ザ・スターが伝えた。
 
 引き上げの対象は都市部が中心。56都市以外の地域は1,100リンギに据え置く。
 
 最低賃金の引き上げは、都市部での生活費の上昇が背景にある。政府は19年1月、マレー半島部で1,000リンギ(約2万7,000円)、東マレーシアで920リンギ(約2万5,000円)に設定されていた最低賃金を一律1,100リンギに引き上げた。マハティール政権は18年の政権交代から5年以内に最低賃金を1500リンギにすることを目標に掲げている。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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