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社会

2020年1月17日

昨年の空港旅客6%増、初の1億人超え

 空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)は、同社が運営する国内空港40カ所の旅客数が2019年は合計で前年比6.1%増の1億517万人だったと発表した。1億人を突破するのは初めて。クアラルンプール国際空港(KLIA)は3.9%増の6,233万人で、初めて6,000万人を超えた。
 
 MAHBは国内空港40カ所のほか、国外でもトルコのイスタンブール国際空港を運営。これを合わせると旅客数は前年比5.6%増の1億4,063万人に上った。
 
 マレーシアの国内線の旅客数は9.5%増の5,192万人。低迷した前年の反動で増えたとしている。一方、国際線旅客は3.0%増の5,327万人。国際線から国内線に機材が一部シフトした関係で伸びは緩やかだったとした。
 
 搭乗率は75.0%で、前年から0.7ポイント上昇。月別では12月の77.6%が最も高かった。
 
 20年の旅客数の伸び率は、マレーシア航空委員会(MAVCOM)が目標とするレンジ(前年比5.0〜6.0%増)の下方になるとの見方。政府がインドと中国からの来訪者の観光ビザ(査証)を免除することで、全体の23.0%を占めるこれら2カ国からの観光客が増えるとみている。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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