2020年1月15日
ポリテクニック新卒者の就職率は91%、初任給は2,400Sドル
ポリテクニック(技術系専門学校)を昨年卒業した学生の就職率は90.7%と前年度より1.2ポイント高く、初任給の中央値も月2,400Sドル(約19万5,000円)と、前年より50Sドル多かった。
ポリテクニック5校の新卒者1万1,598人のうち8,685人から10月1日時点の状況を調べた。うち60.3%は就職を目指し、38.9%は学業の継続を目指した。
就職を選んだ者のうち正規雇用が61.1%、フリーランスが4.1%、短期・パート雇用が25.5%で、就職先が見つからなかったのは9.3%だった。
フルタイム勤務の初任給の中央値は月2,400Sドル(約19万5,000円)。履修課程別では健康科学卒業生が最も高く2,600Sドル(約21万円)。工学が2,470Sドル(約20万円)、情報技術・デジタル技術、および人文・社会科学がそれぞれ2,450Sドル(約20万円)だった。なお、公的援助を受けている4大学の新卒者の初任給は3,500Sドル(約28万5,000円)。