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社会

2020年1月13日

武漢新型ウイルスによる肺炎の可能性、男性を隔離

 シンガポール保健省は中国・湖北省武漢の海鮮市場とその周辺を発生源とする新型コロナウイルスに感染した疑いのある中国籍の男性(26)を病院に収容し隔離した。
 
 新型ウイルスに感染した疑いのためシンガポールで収容された人は2人目。1人目は武漢訪問歴のある3歳の少女で、感染が確認されるまで隔離されたが、新型ウイルスではないことが判明している。
 
 チャンギ空港には武漢から入国した旅行者がウイルス感染していないかを遠隔判断するため、赤外線を用いた皮膚温測定装置が設置されている。
 
 武漢市の衛生健康委員会によると、1月10日の時点で41人が肺炎を発症した。うち重症は7人で、1人が死亡した。ほかの患者の症状は安定しているという。
 
 呼吸不全や発熱、せきなどの症状が出る。医療従事者への感染や、人から人への感染は確認されていない。

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