2020年1月13日
最新ステルス戦闘機F35B、米政府がシンガポールへの売却決定
米政府はシンガポールへの戦闘機の売却を決定した。議会の承認を得て正式決定する。シンガポール国防省は昨年4月、米政府にロッキード・マーチン製のステルス戦闘機「F35B」の購入を申し込んでいた。
4機が確定注文で、8機がオプション。計12機で、エンジンなど関連装備を含め総額27億5,000万米ドル(約3,010億円)の買い物だ。
F35は史上最も高額な兵器システムと言われる最新鋭ステルス戦闘機で、日本の航空自衛隊、豪州、韓国もF35を調達する。F35Bは短い滑走路での離陸、垂直着陸が可能な戦闘機。1機当たり価格は1億1,500万米ドル(約126億円)。ロッキード・マーチンの受注が好調なため以前より安く購入できるという。
ラジャラトナム国際問題研究学院のアナリスト、ベン・ホー氏によると、F35Bの導入でシンガポール空軍の戦闘能力が飛躍的に増すという。