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経済

2019年3月27日

科学技術・デザイン大の卒業生、初任給で1位

 
 創立して10年目のシンガポール科学技術・デザイン大学(SUTD)の卒業生が、ほかの大学の卒業生より高い初任給を得ていることが分かった。正社員として採用された新卒者の賃金の中央値は月3,850Sドル(約31万3,400円)だった。これは、前年の同大卒業生の初任給3,700Sドル(約30万1,250円)も上回った。賃金首位は2年連続。
 
 2月に発表された、シンガポール国立大学、南洋理工大学、シンガポール経営大学、シンガポール社会科学大学の新卒者の賃金中央値は3,500Sドル(約28万5,000円)だった。調査に回答した新卒者は約1万1,200人。
 
 SUTD新卒者の就職率は94%。フルタイムの職を得た者の割合は86%だった。就職者が多かったのは、情報通信、金融・保険、科学分野の研究開発の部門。賃金が高かったのは情報システムとデザイン部の卒業生で、4,400Sドル(約35万8,200円)。

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