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経済

2019年3月25日

ATEのイーミュラス、新施設を起工

 
 半導体試験装置(ATE)のイーミュラス(Aemulus)ホールディングスは23日、ペナン州パヤン・レパス工業団地で新施設の起工式を行った。ン・サンベン最高経営責任者によると、2021年までの5年間に3,500万リンギ(約9億4,570万円)の設備投資を行う計画の一環。式典にはリム・グアンエン財務相が出席した。
 
 工期は1年を予定している。ATEは半導体デバイスの製造工程において、性能を試験し良品と不良品の選別を行う装置。現在の従業員は140人だが、21年までには500人まで増やす。ほとんどが高度の技術を持った社員になるという。
 
 市場調査会社によれば、世界のATE市場規模は昨年が85億2,000万ドル(約9,362億6,280万円)で、23年には192億7,000万米ドル(約2兆1,176億円)が予想されている。モノのインターネット、ビッグデータ、自動運転、人口知能(AI)などが市場拡大をけん引するという。
 
 新施設には製品開発のためのラボラトリーを3つ整備する。

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