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経済

2019年2月18日

昨年第4四半期の経済は減速、今年も低成長の予想

シンガポール通産省の2月15日の発表によると、昨年第4四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比1.9%の増加で、速報値(2.2%)を下回った。この結果、通年のGDP増加率は3.2%になった。

ロー・クムイアン事務次官は、シンガポールの主要貿易相手である米国、中国、欧州連合(EU)とも今年の経済は低成長を予想しており、また米中貿易紛争がシンガポール経済を押し下げる要因になると指摘。今年のGDP増加率予想を最高2.5%とした。

 

また、合意無き英国のEU離脱が現実のものになった場合、英国とシンガポールを含む貿易相手国との間であつれきが予想されるという。

 

昨年、製造業生産は5%増加したが、世界的な半導体需要の低迷で、今年は減速が予想される。しかし労働市況は健全で個人消費が経済をけん引するという。建設業も上向きの兆候が見える。2016年下半期に結ばれた建設契約が企業業績に反映されるためだ。

 

昨年の総貿易(石油貿易を含む)は前年比9%増の1兆1,000億Sドル(約89兆4,740億円)で、伸びは鈍化したものの、初めて1兆ドルを突破した。非石油地場輸出(NODX)は4.2%増だった。第4四半期のNODXは前年同期比1%の減少で、四半期ベースで唯一の減少だった。

 

通年のNODXのうち、電子機器輸出は5.5%の減少だったが、電子機器以外の輸出は8.2%増と堅調だった。

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