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経済

2019年2月18日

12月の流通業売上高8%増、自動車は落ち込む

マレーシア統計局が2月13日発表した2018年12月の流通業売上高は、前年同月比8.0%増の1,093億リンギ(約2兆9,800億円)だった。伸び率は前月の8.6%から減速。自動車販売が3カ月ぶりに落ち込んだ。

 

 

小売りは12.4%増の447億リンギ(約1,209億円)。非専門店の好調なので7カ月連続の2けた増だった。卸売りは食品などのけん引で6.7%増の527億リンギ(約1,425億円)に拡大。一方、自動車販売は1.4%減の119億リンギ(約3,218億円)だった。

 

12月の流通業販売量指数は8.0%上昇し、前月の8.4%上昇から減速。小売りが12.2%上昇、卸売りが6.0%上昇だったものの、自動車販売は0.5%低下した。

 

18年通期の流通業売上高は、前年比8.2%増の1兆2,521億リンギ(約33兆8,568億円)。伸び率は前年の9.0%から縮小した。小売りは11.0%増、卸売りは7.3%増、自動車販売は3.2%増。小売りと卸売りの伸びが前年を下回る一方、自動車販売は伸びが加速した。

 

■昨年のサービス業8.4%増収
同時に発表された18年のサービス業売上高は、前年比8.4%増の1兆6,738億リンギ(約46兆2,600億円)だった。サービス業に従事する労働者の数は2.6%増の370万人、給与・報酬の総額は3.8%増の940億リンギ(約2兆5,418億円)に拡大している。

 

(提供:亜州ビジネスASEAN

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