2018年9月3日
金正男殺害事件、マレーシア警察は新たな証人の出廷を意図
【シャアラム】セランゴール州刑事捜査局のファジル・アフマト局長は8月31日、インドネシア人女性2人の居所を捜していると発表した。北朝鮮の金正恩国務委員長の異母兄、金正男氏が殺害された事件の裁判に証人として出廷してもらうためだ。
女性はライサ・リンダ・サルマ、デシー・メイリシンタという名で、クアラルンプール郊外のアンパンのホテルに滞在していた。その後の行方は不明で、ファジル局長は、2人に関する情報提供を市民に求めた。
事件では、インドネシア人のシティ・アイシャ、ベトナムン人のドアン・ティ・フオンの2人が実行犯として殺人罪で起訴されており、11月から来年2月にかけ、両被告の弁護士による反証作業が行われる。
行方が分からないインドネシア人女性2人が被告とどのような関係にあるかは明らかにされていない。
出典;ニュー・ストレーツ・タイムズ、CNN、BBC英国放送