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2007年11月5日

『すべてがFになる』森博嗣

photo-6かなり昔の事になりますが、ミステリー小説、というとどうも「軽い」イメージがあり、殆ど手に取る事がありませんでした。しかし、旅行に何の本を持って行こうかなと思案していたところ「難しい事を考えるのも嫌だな」と思い手に取ったのが本書。

大学の助教授でありながらミステリー作家という肩書きで話題になっていた森博嗣のデビュー作で、その後10作も続く犀川助教授と西之園萌絵の通称S&Mシリーズの第一作目です。緻密に計算されたストーリーや、コンピューター並みの計算処理速度を持つS&Mによる謎解き、そして全篇に散りばめられる犀川助教授と西之園萌絵との淡い恋物語…。

「ミステリー小説とはこんなにも面白いのか」とつい旅先の木賃宿で一気に読み切ってしまいました。偶々バンコクにいた私は、続きが気になっていてもたってもいられ無くなり、バンコク紀伊國屋書店で続きを買ってしまいました…。その頃は紀伊國屋書店で働くとは思ってもいませんでしたが、不思議な縁です、というのは余計な話ですね。面白いので読んで見て下さい。

 

講談社

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.109(2007年11月05日発行)」に掲載されたものです。
文=シンガポール紀伊國屋書店 里見

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